2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

読了本・コミックス

『エマ 5』森薫(エンターブレイン、2005)。 表紙のエマがもの凄く美人さんだ。やはり恋が女を磨くのだなあ、とか思ってしまうくらい森さんの絵は急速にうまくなった。前からうまい人だったけど最近は神がかったうまさ。この巻のクライマックスはやっぱり…

マスカラもですか!

そういえばと思い出したのがこないだ電車に乗ったときのこと。 めったに電車には乗らないのだけど、いまさら電車のなかで化粧する女性に驚いたりはしない。平日午前中、ほどよく混んではいるが終点まで15分ほど停車しない急行のドア付近。20代前半くらいでき…

読了本

『4時のオヤツ』杉浦日向子(新潮社、2004)。 3時のおやつには遅すぎるが夕食はもうすぐ。そんな中途半端な時間に小腹がすいたらなに食べる? 『ごくらくちんみ』の姉妹編、といっても連載してたのは10年以上前である。お番茶で甘いものな話のスキマに後…

惜しくも敗退

仕事おわって大至急カーラジオつけたらまだやってた、センバツ高校野球の愛媛西条対埼玉浦和学院戦。地元校でもあるので浦和学院をひいきしつつ、三振とるやらヒット打たれるやらするたびに一喜一憂。リアルタイムで聴いてるとゾクゾクするなあ〜。高校野球…

どんと来い!

「NHK大河ドラマ 新選組! スペシャル DVD-BOX」は2枚組み。総集編を最後まで観るのはちょっと心情的にしんどいので、まずは目当ての試衛館座談会トーク「どんと来い! 新選組」を繰り返し観ている。……うーん、いいなあ! みんな仲よさそうでほのぼのする。…

読了本

『ユージニア』恩田陸(角川書店、2005)。 凝った装丁と紙質のよさに陶然となる。すでに読んだ人から『Q&A』の進化形と聞いていたが、確かに手法としてもより洗練された感じがする。いかにも恩田陸らしい終わり方も気にならなかった。むしろふさわしいくら…

週末の園芸家

まいにち日が沈むまで植え込みやら潅水やら。てんてこまい。 U字型の支柱2本を固定してツルバラのアルベリック・バルビエを誘引。洗濯物の邪魔にならないよう屋根の上で咲かせるつもりである。作業するには時期がおそく、元気な若い枝をいっぱい折ってしま…

クレマチス展

池袋サンシャインシティで行われたサンシャインシティに行ってきた。展示がすごく素敵だった。バラも綺麗だがトゲがないぶんクレマチスは狭い庭向きだ(それに日陰で通風の悪いベランダでのバラ栽培は虫の悩みがハンパでない)。ベランダに支柱を渡してネッ…

ちょっと語る……

もう半年も前の騒動なので蒸し返すのがためらわれ、先日ほんのひとことだけ言及したくだりについてコメントをいただいたのでもう少し書き足そうと思う。 すでに意見は出し尽くされた感があり、新味のある発言ができるわけでもないので改めて自らの主張を述べ…

読了本

『松本清張傑作短篇コレクション〈上〉』松本清張/宮部みゆき責任編集(文春文庫、2004)。 古代史ものしか読んだことのない偏った読者にとっては、こういうかたちで出し直してくれるととっても手に取りやすい。宮部みゆきの熱心な前口上も楽しい。「ある『…

読了本・コミックス

『おおきく振りかぶって 3』ひぐちアサ(講談社アフタヌーンコミックス、2005)。 読みきりが入っているぶん本編の分量が少なめ。内容的にも次の展開に入る前にちょっと休憩&新キャラおひろめって感じでさほど進展はないが、西浦野球部メンバーのキャラク…

読了本・コミックス

『おおきく振りかぶって 1〜2』ひぐちアサ(講談社アフタヌーンコミックス、2004)。 評判は聞いていたけど読んで驚いた。―ひぐちアサ何者ぞ―。面白そう! 面白い! 面白かった! と脳内ホルモンが出まくりだ。読むだけで集中力が鍛えられそう(理由は“読…

読了本

『蝉しぐれ』藤沢周平(文春文庫、1991)。 酒が入っていたせいもあるのだが序盤で大泣きしてしまった。すこやかな日々を送っていた主人公の少年がそれまでの平和な暮らしを奪われ、どん底につき落とされる。人々の侮蔑をうけ疎んじられながらも己を見失わず…

読了本

『ライトノベル☆めった斬り!』大森望 三村美衣(太田出版、2004)。 表紙イラストの女の子、今更ながらに気づいたが『文学賞メッタ斬り!』の表紙侍の萌え版だったのだね。どうしてバイオリンの弓なんか振ってるんだろな、確かに可愛いポーズだけど、魔法少…

最近の園芸家

有給消化のお休みを利用してジャガイモを植える。種芋は、去年成績のよかったキタアカリ。野菜用の大きなコンテナ(夏にニガウリを植えていた場所)と、用土の入っていた大判で丈夫なビニール袋3つに植え付けた。去年より植え付けが1ヶ月ほど早いし、日当…

読了本

『霧の果て―神谷玄次郎捕物控 (文春文庫)』藤沢周平(文春文庫、1985)。 この前読んだ「よろずや平四郎」にくらべるとかなりダークでアダルトな話。主人公の性格や身分からして正反対だもんなあ。素浪人・平四郎は能天気で健康的なスケベだったけど、北の定…

再会のガリオン

久しぶりにリアル書店に行って驚いたのが、C.C.ベニスン『バッキンガム宮殿の殺人』(ハヤカワ)の新装版が出ていたこと。シリーズ3作、積ん読にしてる間にもう新作が出たのかと焦ってレジに持って行きかけちゃったよ。ミステリアス・プレスからミステリ文…

読了本・コミックス

『チキタ★GUGU 5』TONO(朝日ソノラマ、2005)。 最初のころとずいぶん話の趣も変わったものだなあ。と思ってたらこう繋がるのか! 正直、展開がかなり適当というか行き当たりばったりというかな印象もあるのだけど(ソンソンとノンノンみたいなのはもうちょ…

読了本

『よろずや平四郎活人剣』藤沢周平(文春文庫、1985)。 上下巻の連作短編集。2003年に新装版が出て読みやすくなった。タイトルは何やら厳めしいけれど内容は案外ユーモラスだ。藤沢さんってこんな風にそこはかとなく面白い文章も書くんだなあ。宮部みゆきも…

新選組!

DVD-BOX1、時間と体力の許す限り観続けてようやく第20回「鴨を酔わすな」まで。本放送で観ていたときは試衛館時代から芹沢暗殺までの長さがもどかしく、なかなか新選組が誕生しないのに痺れを切らして何話か気やすく観のがした。だが、あらためて観るとホン…