2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

読了本

『ボートの三人男 犬は勘定に入れません』ジェローム・K・ジェローム/丸谷才一訳(中央公論新社)読了。 もともとテムズ河くだりについての教養書的な旅行案内を執筆するつもりだったのが、いつのまにかひねりのきいたユーモア満載の文章になってしまった…

園芸日報

バラ園から予約していた新苗の発送通知がきた。と思ったら翌日には届いた。連休前に届いてくれたのでゆっくり植え替えができる。しかし8本も頼んじゃって私はどうするつもりなのだろう。 見切り品で買ったローズゼラニウムがいつのまにか満開だ。名前のとお…

初夏の嵐

植えたばかりの苗や軽いプラ鉢は出勤前に物陰に移してきたが、昼過ぎからどんどん風が強まってきて気が気じゃなかった。帰ってからベランダを見たらヘリテージの鉢が風に煽られてすっ転び、ボロニアをなぎ倒していた。うひー……。スヴニール・ド・ラ・マルメ…

モッコウバラ

黄木香バラが今ちょうど見ごろだ。 ふわふわ泡立つように咲く花とカスタードクリームのような色あいが何ともいえない。通勤路の途中に大株がたくさん植わっているので目の保養になる。2階のベランダまで枝の届いたのが滝のように咲きこぼれているお宅もある…

まだまだ船上。

引き続き『ボートの三人男』読書中。 彼ら(犬を勘定に入れて)がパイナップルの缶詰を袋叩きにしたり、黒猫に「あばよ。」と言われたりするたびに笑いが止まらなくなってしまう。

積ん読本消化

コミックス中心に。『旬 いまどき』鈴木有布子(新書館)。 歳の離れた義理の姉と弟が主役のスロー・ラブ・ライフ。お互いにまず恋に落ちそうにない相手が“我が良き片割れ”となったところがたいへん面白い。書き下ろしショートショートもいい。この人のタッ…

船上にあり。

『ボートの三人男』読書中。ホントに噴き出すほど面白い。

ベランダー日報

ギボウシ“寒河江”その後。 芽出しからたった半月ほどですでに直径1メートルに成長している。これ以上大きくなったら置く場所がないぞ。黄緑でふちどりされた深緑の葉の上に朝露が玉のごとく光っている姿は神々しいばかりに美しいのだが、家族からは「葉っぱ…

再読中

コニー・ウィリス『犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎』を読みながら、あとで意味や外見、由来や場所などを調べようと思ったキーワードをメモする。6章まで読んだうちではこんな感じ。かんかん帽/フェノクシディル/ハンパー/…

週末のテレビライフ

「少林サッカー」に笑い「新選組!」に泣いた週末だった。「少林サッカー」は公開当時にも興味はあったのだが、「ロード・オブ・ザ・リング」ばっかりリピートして結局観には行かなかった。一度くらい大画面で見ておけばよかったな、さぞかし迫力があったこ…

読了本

寝る間も惜しんで『犬は勘定に入れません あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎』コニー・ウィリス/大森望訳(早川書房)を読了。面白かった〜。これからもういっぺん読み返そう。 さて昨日は間違えて書いてしまったが、ヴィクトリア朝花瓶は主教の「鳥…

園芸食客

ヒラタアブの幼虫の画像を偶然ネットで発見した。 ヒラタアブはアブラムシを食べてくれることで有名な益虫様だ。私も名前だけは知っていた。だが昨日イチゴのアブラムシ退治中についでに捕殺したのがそうだとは思わなかった。というかこれまでも何度かやっつ…

ウイルス

ウイルスメールのヘッダ情報から発信者のプロバイダを探して対処願いメールを出した。半月ほど送られ続けている2名のぶんだ。ひとつからはすぐに返信があって、さっそく来なくなった。ひとつからはまだ返事がなく、いまだに止まない。大手のプロバイダほど…

ただいま読書中

山田風太郎『眼中の悪魔』とアガサ・クリスティ『予告殺人』を併読中にamazon.co.jpから待望のコニー・ウィリス『犬は勘定に入れません』が到着した。風太郎とアガサはひとまずおいてコニーを読み始めたけれど、はやくもジェローム・K・ジェローム『ボートの…

ハウル

宮崎アニメ「ハウルの動く城」ハウルの声優をキムタクが担当するそうだ。うーん……。どーなんだろう。声がきれいで演技がうまけりゃ誰がやっても構わないんだけど。ジブリが声優じゃない役者を起用するようになってから長いのだが、今回はジャニーズというの…

復刊の嵐

天沢退二郎のオレンジ党シリーズ復刊決定だそうな。めでたいなー。夢路行全集も5月から刊行開始だし、村田晴夫『つるバラの庭』ももうすぐ出るし。古本屋に行ってはガッカリして帰る原因が少しでも減ってくれるのは精神衛生上とってもありがたい。これで筒…

読了本

『文学賞メッタ斬り!』大森望・豊崎由美(PARCO出版)。 いやー面白かった。歯に衣着せぬメッタ斬りぶりも凄いけど、これだけ好き放題言いたい放題でも痛くない指摘の鋭さと読書量も凄い。ほんとにこの人たちって本が好きなんだな。読んでみたいと思わせる…

せっけん生活

去年の夏に飯能の生活の木で買った「ハンドメイドギルド リーおばあさんのラベンダーソープ(J&DハンドメイドソープGRL)」を使い終わった。やっぱりラベンダーの香りはいいなあ、気持ちのやすまる香りだ。 このせっけんは配合がちょっと面白い。アメリカ西…

読了本

『家守綺譚』梨木香歩(新潮社)。 また「いいもの」を読んでしまった。嬉しいなあ。装丁もすてきだ。“学士綿貫征四郎の著述せし”随筆ふうの幻想譚。疏水の端に住まうとおぼしき貧乏作家の長閑な暮らしぶりが、明治大正の文筆家を思わせる筆致で綴られる(ど…

毛苅りの窓

日曜日に愛犬をバリカンで丸刈りにした。春だから眠かったのかウトウト横になっているところを一気に刈り上げたので、今回はムラもなくきれいにできた。すらっとした体のラインが強調されて何だかエジプトの犬みたいだ。びろうどのような黒い毛皮の手触りが…

週末の園芸家

ニューフェイス。 シランの芽だと思っていたのが1週間でぐんぐんのびて花を咲かせた。ユキモチソウだった。うおー、そういえば苗を植えたっけ。雪見だいふくをいただいたマムシのようなおもしろい形。キボウシ“寒河江”もすでに30センチほどものびている。あ…

読了本

『魔術の殺人』アガサ・クリスティー著/田村隆一訳(ハヤカワ文庫)。 ミス・マープルもの。冒頭に出てきたヴァン・ライドック夫人は魅力的だったのだが、終盤の展開はちょっと……。なんとなく納得がいかない。起こったことの説明はされていても、きれいに謎…

読了本

『グリフィンの年』ダイアナ・ウィン・ジョーンズ著/浅羽莢子訳(創元推理文庫)。 再読。『ダークホルムの闇の君』の続編。トールキンの教え子だったDWJだから、両方のファンにとっては楽しさ倍増のシリーズだ。ドワーフ関連のエピソードが特にいい。ラ…

飲み会

今晩は歓送迎会がある。 地ビールを楽しむために電車&バスで出勤してきたけど、新学期が始まって車内はかなり混んでいる。日当たりも良すぎ、さらに乗客が開閉できない「はめ殺し窓」のせいで軽く脳貧血。どこにも逃げ場がない空間に閉じ込められるのは大の…

週末の園芸家

ホームセンターにギボウシ(ホスタ)の苗が出まわりはじめた。ギボウシはシェードガーデンの強い味方。葉色は青みがかったのから明るい黄緑、斑入りもあるし、形は丸っこいのから細長いのまでさまざまだ。ソー・スイート、ハニー・ベルズなどの香りギボウシ…

読了本

『はなしっぱなし 上』五十嵐大介(河出書房新社)。 『そらトびタマシイ』も印象的だったがこの本もしみじみいい(いい、という感覚を言葉で言い表すのはとても難しいね)。作者のものごとの見かたや受け取り方、そして表現の仕方は不思議なまでに非凡だが…

新芽

ギボウシ“寒河江”の大鉢から待望の新芽がにょっきり。なかなかあがってこないからダメになってしまったのかと心配したよ。ここ2日くらいで10センチくらい伸びてるのがすごい。とてもきれい。新芽は5つほど出ているのだけど、株分けして植え替えようかなあ…

本を買う

amazon.co.jpで買い物。話題作や園芸の本など。 『文学賞メッタ斬り!』大森望 豊崎由美 『The Lord of the Rings: Weapons and Warfare : An Illustrated Guide to the Battles, Armies and Armor of Middle-Earth』Chris Smith, John Howe 『ミニバラとつ…

新年度。

職場に新人さんが入った。しばらくは研修とサポートで忙しくなりそうだ。もうすぐ新学期も始まるし、のんびりしていられなくなるな。