せっけん生活

去年の夏に飯能の生活の木で買った「ハンドメイドギルド リーおばあさんのラベンダーソープ(J&DハンドメイドソープGRL)」を使い終わった。やっぱりラベンダーの香りはいいなあ、気持ちのやすまる香りだ。
このせっけんは配合がちょっと面白い。アメリカ西部開拓時代のナチュラルソープ処方を復活させたと包み紙には書いてある。石ケン素地(オリーブ油、パーム油、ヤシ油、ステアリン酸)、ヒマシ油、ミツロウ、カカオ脂、ブドウ種子油、シア脂、ヤギ乳、オートミール、ハチミツラベンダー油、ラバンデュラハイブリダ油、イランイラン油と思いのほかリッチな材料。洗いあがりはしっとりしてたいへん良かった。
手持ちの中から新しくおろしたのはCaribbean Soapsのalmond & chocolate。杏仁豆腐、いやブラマンジェ、なのかな? ふんわりと甘い香りで使用感もいい。リン酢がいらないくらい。うーむ、真冬のもっと乾燥する時期に使うのだった。
私の父が愛用しているのは地の塩社の「よも・ぐれーす固形シャンプー」である。近所のドラッグストアで売っているヨモギのせっけんだ。フケを気にして1本4000円くらいするイオウ入りの専用合成シャンプーを使っていたので、こっちのほうがマイルドでいいよと勧めたところすっかりハマった。もう2年近く使い続けているが、フケがおさまり髪質も柔らかくなったとたいそうな喜びようだ。カワラヨモギのエキスが地肌にいいらしい。私には少しサッパリしすぎなのだが。
前にこれを切らしたとき、手持ちの「アレッポのオリーブせっけん」を父にあげたら頭皮じゅうに湿疹が出てしまった。私が使ったときはそういうことはなかったのでとても驚いた。世間でもオリーブ系石けんが肌に合わない人というのはけっこういるらしい。アレルギーの場合もあるし、脱脂力が弱いため脂性肌向きではないのだとか。潤うからいいというものでもないのだな。