読了本

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉
『Yの悲劇』クイーン/大久保康雄訳(新潮文庫、1958)。
お風呂本として。初版が昭和33年ってすごい、いまだに読みつがれているんだなあ。ずーっと昔に読んだ事があって結末も知っているので、読み急ぐこともなくたんねんに伏線を拾っていけた。……はずなのだが、ラストのサム警部の疑問が私も飲み込めないのだ。レーンがどうやったのかが分からない。何か読み落としたかなあ、ネットで答えを探ってみよう。しかし名探偵ドルリー・レーンの渋くてかっこいいこと。これは『Xの悲劇』から読んでいかなければ。
ところで今朝、台風情報を観るためにテレビをつけていたら偶然「ハウルの動く城」の予告編が流れた(日本テレビ、ズームインSUPER)。ハウルの水もしたたるいい男っぷりに驚く。ジブリもやるときゃやるんだなあ。火の悪魔カルシファーもちゃんと出てきた。話の細部は原作『魔法使いハウルと火の悪魔』とかなり変わっているらしいと聞くが、公開が待ち遠しい。