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ふしぎの国のバード 1/佐々大河
日本に純粋な興味を抱く女性冒険家と、敏腕通訳兼案内人が明治の日本奥地をゆく。面白かった! 日本への賛美と嫌悪とが絶妙に混じりあっていて読み応えがある。蚊帳の蚤の大群、こええ……。バードがマンガ的にうら若き美女になってるのも、仏頂面の伊藤がたまにデレるのも楽しい。日光で鶏を買っていたけど、食べるなんて聞いてない、可哀想だから返してくれと老婆が涙ながらに訴えてきたんじゃなかったっけ? なんでわざわざ梅雨の時期に出発するのかと思っていたが、蝦夷地まで往復するつもりなら仕方ないのかなあ。雪が降ったら旅は無理だもんね。バード関連は『イザベラ・バード日本紀行 上・下』asin:4061598716asin:4061598724と『イトウの恋』asin:4062760037がとってもオススメ!