読了本

機龍警察 未亡旅団/月村了衛
シリーズ第4弾。前3作よりは軽めな印象。今回は特捜部の由起谷と城木がクローズアップされる。子供を戦闘員とするテロ組織にどう対抗すべきか。作品内ではテロリストを絶対悪とは描かない。警察内部でも正義よりパワーバランスが重視されてる感じだし。〈敵〉の目的は何なんだろね。今回も根本的な社会の歪みは何も変わらないが、一人の少女の魂は救われた……のかな。