読了本
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/02/26
- メディア: 単行本
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続きが出るとは思わなかった。狸たちの大騒ぎも可愛くて面白いんだけど、そこに弁天が降臨すると矢三郎ならずともほれぼれしちゃう。だけど、まさかの新キャラが、会えば決闘ばかりしてるけど、まさかアレなんですか、端でみてりゃ分かり切ってるのに当人たちはぜんぜん気づかぬ赤い糸ってやつなんですか? キャーと言いたくなるくらい可愛くてときめくんですが。こうなると赤玉先生の色ボケっぷりも深謀遠慮のような気も……。
- 作者: 西條奈加
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2015/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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商家のあるじが放蕩息子のために連れ帰ったのは、悪いことをした者には金色の目の化け物に見えるという女の子だった……。最初はちょっと怖い感じのする時代ものだったのが、途中からSF的な趣のあるファンタジーに化けた。なんだか蟲師の一編みたい。ギンコ的な狂言回しがいないだけで。バッドエンドのような、ハッピーエンドのような、中間でゆらいでるような感じも似ていて、なかなか面白かった。