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月に吠えらんねえ(3) (アフタヌーンKC)

月に吠えらんねえ(3) (アフタヌーンKC)

月に吠えらんねえ 3/清家雪子
□(しかく)街の詩人俳人歌人たちに戦争の影が重くのしかかる。犀さんはなぜ硫黄島のはるみくんや沖縄のハルコの死を見届けなければいけなかったのか。朔ちゃんはなぜ何度も時間を戻さなければならないのか。石川くんばかりが何であんなに何度もいい目を見るのか(笑)。この物語はいったいどこへ行くのか……。そして白さんは何であんなにエロスと狂気に満ちているのか。白秋にそんなイメージなかったのに(ていうか童謡の人だとばかり)、詩集でも読んだらそういう印象になるのかなぁ。