読了本
- 作者: 大山淳子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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シリーズ5作目にして完結巻。今回はいろいろ泣かされた。もともと動物ものには弱いし、お酒が入っていたせいもあるんだけど、もうボロ泣き。ところどころグッとくるシーンがあるんだよなぁ。おじょうさんをくださいのところとか。テヌーがまぼろしを見るところとか。しかし百瀬はほんとヒドイ……悪気は一切ないとはいえ。周囲の人間に恵まれて、助けられて何とかなってる。でもそれは幸運なんじゃなくて、本人の努力のおかげというのがちゃんと描かれてるのがいい。ただあの被害者とその家族・友人の気持ちを思うと、妥当なオチなのかどうか少し悩む。そこらへんも含め、もうちょっと先の話も番外編とかで読みたいなぁ!