読了本

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

オリエント急行の殺人/アガサ・クリスティー著、山本やよい
クリスティー文庫がいつのまにか新訳を追加で出してた。なので、谷口ジローの表紙カバーが目立ってたコレを再読……のつもりが、もしかしたら読んだことなかったかも。話のキモは知ってても、ドラマか何かで観ただけとか。でなくても、解説の有栖川さんも言うように超有名作だから、けっこうネタバレ見かけるしなあ。いやでもポアロさん凄すぎですわ。というかこんなこと考えるアガサが凄すぎだ。

作家の犬2 (コロナ・ブックス)

作家の犬2 (コロナ・ブックス)

作家の犬2/コロナブックス編集部
こんな人も犬を飼っていたのか、と思わず驚いてしまったり。写真も文章もすごくいい。和むというより、思い出が醸し出す静謐でもの哀しい雰囲気についしみじみとなってしまう。草野心平が愛犬に「豚子」と名付けていたのには吹いた。ぶたこ? とんこ? くりくりおめめのすんごい可愛い犬なのに! 『作家の猫』というテーマでも2冊出ているが、犬とはまた違った雰囲気なのかもしれない。