読了本

ゴリアテ ―ロリスと電磁兵器― (新ハヤカワ・SF・シリーズ)

ゴリアテ ―ロリスと電磁兵器― (新ハヤカワ・SF・シリーズ)

ゴリアテ ロリスと電磁兵器/スコット・ウエスターフェルド著、小林美幸訳
戦火のラブロマンス的な三部作の最終巻。アレック、いきなり勘がよくなってんだもんなー。もう少しギリギリ感があるかと思ったけど、わりとあっさり大団円に落とし込んであったような。スチームパンクトキオには拍子抜けしつつ、挿絵の「ラーメン」に笑ってしまった。才知ロリスならぬ察知ロリスのかわいさが際立ってたが、結局彼らって何の役にも立たなかった? 秘めたる力がありそうなのに。それにつけても続編ないのはもったいない。デリンとアレックがいちゃいちゃしながら人造獣やメカと入り乱れて大活躍する番外編とか読みたかった。しかし表紙のミスター・シャープめっちゃイケメンすなあ。海外版のカバーだとかろうじて女の子に見えるのにね。