読了本

青葉耀く 敬恩館風雲録(上)

青葉耀く 敬恩館風雲録(上)

青葉耀く 敬恩館風雲録(上)/米村圭伍
幼い頃から僻村でともに成長してきた寅之助と小太郎。藩校へ通えることになった二人は城下へ赴くが……。うーん、軽くて読みやすいけど、なんかこう、燃える&萌えるものがあんましない。親友と言いながら絆もさほど深くないし。お鈴と京のほうがずっと結びつきは強いよね。そこに双葉姫が加わったガールズエピはぐわーっと盛り上がるのに、ボーイズになると盛り下がるのは何故。体力バカともやしっ子のコンビでもそれなりに度胸と機転でピンチを乗り越えるんならいいんだが、正助と飛松がいなかったら今頃どうなってたか、というのがまた。まあまだ下巻があるからな。