読了本
- 作者: 芝村凉也
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2012/03/15
- メディア: 文庫
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神原采女を描けば描くほど小粒なキャラになってくのはどゆこと? 類稀なる明晰さと非情さを併せ持つ男がなぜあんな暗君を慕うのかも見えてこないし(でもそこをこってり描くとBLになってしまいそうだからもうスルーでいいです)。入れ替わるように南波屋がのさばってきたが、のらくらと正体がつかめない割にやることがえげつなくて、あんまし気持ちのよくない悪党っぷりと思ってた……らー!! 今回で第一部完、次から新章開幕ってとこか。うーん、途中までくどいくらいだったのにラストはずいぶん強引にまとめたなぁ。蔵人のこともえらいあっさり片付けちゃって。どうでもいいけど与茂平ホントちょーヒロイン。味噌餡で痴話げんかすんな(笑)。