読了本
- 作者: 小野不由美,いなだ詩穂
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/01/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こわっ。話の筋知ってるのに怖っ……! 最初のほうのやーな感じが加速度付きで恐怖に塗り替わっていくよな。カバーの人形、触るのも怖いから外して読んじゃったよ(笑)。旧版でもっとも忘れがたい“おそろしポイント”は何と言っても「とみこぉ!」で、あれがいつ出てくるかいつ出てくるかとビクビクしてたのだが、なんと出てこないじゃありませんかっ。それでこの怖さだよ。いやはやリライト版、あなどれないわ。ラスボス登場シーンでは体感温度がほんとに下がったように感じた。夜中に読むもんじゃないわ。でも読むのやめられず夜中にかかってしまったのよ……。新キャラや新記述のおかげで描写にも厚みが出ていて、とても読みごたえがあった。追記された記述のなかには中庭短編分の仕込みもチラッとあるような気がするので、7巻めが出た後には、って期待していてはダメかしら。それにしても裏表紙のぼーさんかっこいいな。ラストで持参してた某有名店のカツサンドとは「まい泉」のでせうか?