読了本・コミックス

町でうわさの天狗の子 7 (フラワーコミックスアルファ)

町でうわさの天狗の子 7 (フラワーコミックスアルファ)

町でうわさの天狗の子 7/岩本ナオ
今回は不思議色が濃かったような。え? え? 太郎坊なんなの? 天狗の子ってだけじゃないの? 鬼みたいな影とか……。学校になじんできてる瞬ちゃんの姿がほほえましい。言動や表情にも幅が出てきたね。しかし笑顔が拝めるとは思わなんだ。修学旅行ではどうなることやら。眷属の動物たち、六・七・十がこれから出てくるそうなので楽しみ。あと何がいるんだ? 熊とか鷹とか?

ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)

ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)

ジゼル・アラン 1/笠井スイ
“何でも屋”を始めた家主のお嬢さまと、こき使われる店子の青年の奮闘記。森薫さんの別名義ってわけじゃないんだよね? 微妙にタッチは違うけど……双子の妹とかでもなく? だってなんだか中央アジア方面に行かなかった森さんが煩悩のままに突き進んだみたいなお話だからさ。幼女やストリップも楽しかったけど、いちばん好きだったのはただ廃屋を掃除するだけの回。お嬢様の事情とか出さずにこのまま行くのかなーと思ってたら、次の巻ではひと波乱ありそうだ。

つらつらわらじ(1) (モーニング KC)

つらつらわらじ(1) (モーニング KC)

つらつらわらじ 1/オノ・ナツメ
モニ2、今こんなの連載してるんだ。参勤交代の道中を描いてるだけなのに妙にドラマチックで、群像劇のような面白さがジワリとにじみ出てくるのが読み応えあり。まあ、この絵柄だとちょっとキャラの識別に苦労するけど……。熊田の殿のゲジ眉ギョロ目、独特のポーズに妙な迫力があって気圧される。家紋のデザインが素敵。実在するのかな。

世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編 (集英社クリエイティブコミックス)

世界の果てでも漫画描き 1 キューバ編 (集英社クリエイティブコミックス)

世界の果てでも漫画描き 1/ヤマザキマリ
放浪大好きエッセイ漫画。面白かった。キューバの生活事情をここまで赤裸々に描ける漫画家もほかにないだろう。この人のほっぺたの描き方がちょっと好き。特に子どもの頬の柔らかく赤らんだ感じがよく出てて、思わず触ってみたくなる。同時収録は、絵柄はともかく話には光るものがあった。青年誌に掲載されてたらもっとウケてたかも?