読了本

大魔法使いクレストマンシー キャットと魔法の卵

『魔女と暮らせば』の主人公・キャットのその後。登場人物がやたら多くて展開もいつもながらの込み入りようだが面白かった。しかしキャットは能力抜群なのにでしゃばらない性格が災いしてるのか相変わらず影薄いね（笑）。ジョーンズの描く「魔法」は独特で、なんというか非常に感覚的なのだが、今回は私の好きな薬師ものの趣きもあって楽しかった。174ページの前後はイラストも含めてすっごく萌えた！　今後地気術について描写が深まってくれると嬉しい。随所に入っている佐竹さんのイラスト、これって日本の読者だけのお楽しみなんだなー。もったいない。