読了本

厭な小説

厭な小説

ただひたすら厭な気分を味わうための厭連作。「どうして理屈が通じない!」という登場人物の叫びに共感せざるをえない。読むんじゃなかった……orz。でもこれだけ分厚くて厭な話をすらすら読ませてしまうのは京極さんならでは。「厭な彼女」がとくに厭だったなー。こういう話の通じない人ってもう少し軽いレベルなら結構いなくね?とか思ってしまうのがさらに厭。