読了本

マイ・ブルー・ヘブン (4) (東京バンドワゴン)

マイ・ブルー・ヘブン (4) (東京バンドワゴン)

舞台を戦後まもない昭和に移してサチと勘一の若かりし頃を描くシリーズ第4弾にして番外編。いつものお茶の間人情コメディ色もありながら、歴史サスペンスアクション風味も楽しめるのが目新しい。浦沢直樹で脳内コミック化して読んでいた(『JIGORO!』あたりと繋がるものがあったせい)。作家の吉川さんとか葉山のブアイソーさんとかって、もしや実在のあの人? ラブコメモードなサチと勘一も初々しくて面白かったが、我南人はまさか十郎との子? 一夜のあやまちでもあるのか?! と気を揉んでしまったよ。まーさすがに口調は遺伝しないやね……。