読了本

死の拙文 (創元推理文庫)

死の拙文 (創元推理文庫)

主婦探偵ジェーンシリーズ第3弾。こんどは自分史の市民講座で事件発生。前作は少々パワーが落ちたかな、と思ってたが今回おおいに盛り返した。人から恨みを買いまくりなプライス夫人のキャラ造形が悶絶ものだし、自分史そっちのけで架空人物プリシラの生涯を書くことに熱中しだすジェーンの姿も微笑ましい。確かに面白そうな物語だったのだが作中で完成披露されることはないのかな? ヴァンダイン刑事との仲も進展しつつあり、続きがますます楽しみに。いやーしかしメルがあんなとこで落ちるとは思わなかったな。