読了本・コミックス

ベクター・ケースファイル 1―稲穂の昆虫記 (チャンピオンREDコミックス)

面白かったけれどジンマシンが出そうだった。とくに第一話！　こえーよ……。かなり凶悪な虫ばかり扱っているけれど、決して彼らを悪者にしない稲穂（虫オタクの女子高生）が「蟲師」のギンコを思い出させる。今後は気持ち悪くても人の役に立つ虫なんかも紹介されるといいな。お色気ノリが過剰に感じるけど、掲載誌的にしょうがないのかな。あるいは作者が描きたくて描いてるんだったら。「サイカチ」のスピンオフだそうなのでそっちも読んでみたい。

お菓子な片想い 第2集 (バンブー・コミックス)

いちおう完結。エピローグはなかったほうが絶対よかった。かなり蛇足だと思う。そりゃあもちろんこの先ふたりがどうなるかはめちゃくちゃ気になるよ？　でもあのちまの告白で終わってたら、もう私の中では神作品になってたかもしれない。リドルストーリー風でもの凄くインパクトあったろうに。キネコさんのサービス精神がにくい……。素子って突然でてきたけど前からネタ振りされてたっけ。いつか続きが描かれるなら話が広がってよいけれど。