読了本・コミックス

ななし奇聞 (CROWN SERIES)

ななし奇聞 (CROWN SERIES)

[rakuten:book:12015103:image]
時は明治、旅の絵師ななしさんこと七篠とあやかしたちが織り成す、優しくてふしぎな物語。後半ちょっとBL風味も混じるが個人的には許容範囲。でも旅館「さえき」が出てくる前までのほうが好きだな。飛び首と一つ目の話が可愛くて面白かった。司書房は最近エロ系の合間に「ツカサコミックス クラウンシリーズ」として雰囲気のあるオリジナル漫画を単行本化してくれている。これからもよろしくー。

拝み屋横丁顛末記 8 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

拝み屋横丁顛末記 8 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

拝み屋横丁顛末記(8) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) [ 宮本福助 ]
三爺、作者に愛されてるなあ。三爺が騒ぎの中心にいない回がひとつしかないほど活躍しまくっている。ピンでもいけるけどやっぱりトリオの魅力だよね。お達者でなによりだが、なんでこうも続けて騒ぎを起こせるのか(そしてそれが不自然でなく、バカバカしくも可笑しいのか)。“祭”の写真には吹いた。こういう展開になるんだろうなとは思ってたけど、あれは想像の斜め上を行ってたわ。

7SEEDS 10 (フラワーコミックスアルファ)

7SEEDS 10 (フラワーコミックスアルファ)

最悪の結末を迎えた9巻の記憶がいまだ鮮明なので、時系列を現代に戻した別チームの話が始まって何やら悪夢から覚めたような心地。と思っていたらまた過去の悪夢に戻っていくのだった。徐々に濃厚になっていく厭なムード。あ〜、先を読むのが恐ろしい。今回いちばん怖かったシーンは冬のセクションの扉を前にした犬たちの顔。嫌だったのは伊勢行きの真実。春のチームはまだまだ夏Bとは会えないのか……。