読了本

五代さんの書く速さに読むのが追いつかないという世にも珍しい事態に陥っている。出れば買うので積ん読がどんどん増えてく……。さて今回は外伝的な過去話、若い頃の多華女とクリスティーナの出会いが描かれる。悪くはなかったが、時代ものは考証などでボロが出やすいので回想とかでさらっと流したほうがよかったんじゃないかなーと思わないでもない。でもたか女の思いや睦月との因縁が描き込まれたおかげで、いまいちパッとしない遼太郎のキャラにもふくらみが出たからいいか。