春菜来華はスーパー小学生、同級生ばかりでなく教師も親も頼りにする……３巻までスポットライトがあたってたのは主にそこなんだけど、ふと見せるらいかの可愛らしいおトボケや初々しい恥じらいなどがどんどこクローズアップされてきて、今ではちょっとしたラ
ブコメ４コマに。でもらいかはホントに可愛いんだ
からしょうがないよねー。意地っ張りな竹田くんとの仲が進展するごとに喜んでしまう。このじれったさがたまらない。キラリ竹田には吹いた。しっかし財津先生はまたひとりでオイシイところをかっさらってったなあ、御曹司もかすむくらいに。
幼い頃はお花屋さん（かケーキ屋さん）になりたかった。それはたわいもない憧れでしかなかったが、現実の花屋には幼稚園児には想像もつかないシビアな内情があったりする。客商売だし、生き物を扱っているだけに苦労は耐えない。そして「花と緑を
愛する人に悪人がいない」わけでは決してない。――ということは分かっているけど、夢も見たいし託したいのだ。そんな気持ちにこたえてくれるこの作品、人間と植物に対するスタンスが気持ちよくて好き。どの回も面白かったがあえて一つ選ぶなら「
エバー・グリーン」。
