読了本・コミックス

黒の李氷・夜話 2 (ホーム社漫画文庫)

中華伝奇ホラー第２巻。「徐夫人の匕首」は史記に語られた立ち回りのくだりが凄かった。秦王の顔が海江田だけど、荊軻の悲運には思わず落涙してしまう。それにしても「殺気神」はケッサクだ。中山靖王劉勝おもしろすぎ。オチもかわいくて好き。描きおろしじゃないけど「おまけページ」楽しかった。この頃の白井さんのあとがきは面白いね。３巻にはなにか描き下ろしがつくといいな。