読了本

異形の道化師―マロリオン物語〈3〉 (ハヤカワ文庫FT)

ヴェルヴェットの見せ場が盛りだくさん。ポルガラは別枠としても、ベルガリアードのときはセ・ネドラがヒロインだったのにすっかりお株を奪われてしまった感じ。息子のことがあるから精彩を欠くのも無理はないが。疫病が蔓延するシーンは恐ろしかった……トラウマ本『ドゥームズデイ・ブック』の悲慘さが思い出された。湖で肉体美を披露するベルガラスについつい吹きだす。なんでそんなにかっこいいのよ？　マロリオンが終わったら<魔術師ベルガラス>に行くつもりだが、ものすごく楽しみになってきた。