白熱する対青桐戦。一試合をよくもこんだけダレさせないまま引っ張れるもんだ。アフタ本誌でも読んでるが、コミックスでまとめ読みすると思わず没頭してしまう。しかし三橋は主人公なのに内面がつかみにくいキャラだねえ。阿部のほうがモ
ノローグも多いくらいだし。なに考えてるのかよくわかんないからこそ一球ごとにハラハラしちゃうんだけど。巧いなひぐち! 表紙に登場してない西浦メン
バーはあとマネジとシガポと……浜ちゃんやルリはどうなのかな? 一巡したらまた組み合わせを変えて三橋たちを登場させてほしい。
どこにでもいる普通の女の子たち、流行は追わずして恋愛が世界の中心でもない娘さんたちのちょっとした日常を切り取った短編8つ。押し付けがましい主義主張のシの字もなく、飾り気のない中性的なタッチで自然体のキャラを淡々と描いてるあたり、
小田扉や
黒田硫黄などとテイストが似ているかもしれない。あんまり不条理っぽくない「サブリ」と「蜻蛉スコープ」が好き。「オオマチヨイグサ」は黒ぶちメガネの女の子(じゃないか、社会人だし)がかわいいな。