週末のテレビ

蟲師」第9話、「重い実」。ふー、すごい良かった。いつもと違いオープニングの前にavanがあったのに驚かされたが、ラストまで眼が離せなかった。CMなしで観れたらなあと切に思う。今回の話は「枕小路」の次に好きだ。どうも私はトーンが暗めでおっさん中心な話が好みらしい(その次が『旅をする沼』。水蠱がたまらなく好き)。祭主は容貌も声も渋くて何だか妙にかっこよかった……ギンコが霞むくらいに。深夜に観てるからか抑えた演技により心惹かれる感じ。奥さんがご飯を炊いて「あなたが食べてくれるならなんだか死ぬのも怖くない」って微笑んだとこに思わず涙した。暗転がちょっと多かったような。すわCM入りかとビビってしまうのであんまり入れないでほしい。

久しぶりに大河を観なくていい日曜。夜の時間がぽっかり空いてしまったので「新選組!」DVDを観はじめる。うおー、何て面白いんだろ。確かに序盤はホームコメディ風で大河ドラマとしては軽く感じる。本放送時はそこに少々反感を覚えていたのだった。でも今は、だからこそ後半の悲哀が深まるんだよなあ、ムダなシーンなんかいっこもないなあ……としみじみ感じ入ってしまう。あっという間に第5話「婚礼の日に」 までたどりついた。月曜からはチャングム集中再放送があって、あんまり時間とれないのが残念。チャンネルNECOの「笑傲江湖」は聖姑さまの乙女化が進むにつれてどんどん面白くなってきた。冲はもちょっとしっかりせい。