読了本・総括

年末なので1年間の読書生活を振り返ってみる。昨年の12月から今年の11月までに読んだ本の中で特に印象深いものを選び順位をつけた。なので今年出版されたもの以外に、ちょい古い本も混ざっている。

【小説10選+α】
1.犬はどこだ ISBN:4488017185
2.シャングリ・ラ ISBN:404873640X
3.ベルカ、吠えないのか? ISBN:4163239103
4.風神秘抄 ISBN:4198620164
5.輝く断片 ISBN:4309621864
6.比類なきジーヴス ISBN:4336046751
7.ユージニア ISBN:404873573X
8.すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた ISBN:4150203733
9.新編 物いう小箱 ISBN:4061984004
10.ごくらくちんみ ISBN:4104259020
次点 ケルトの国のごちそうめぐり ISBN:4309267335

米澤穂信を知ったのが今年のいちばんの収穫だった。スリリングな1以外にも古典部、小市民とシリーズがたくさんあって嬉しい。2はとにかくモモコ姉さんが最高。3は母犬の強さに涙。4はヒロインとカラスが愛しい。5は表題作の怖さがじわじわ来る。6はユーモアセンスが抜群。7は雰囲気がすばらしかった。8は幻想性に酔った。9は豊かで軽くて上品。10はホロリと哀しくサラリと渋い。次点は大らかで美味しそうだった。

小説じゃないが『読むのが怖い!』ISBN:4860520505になった。ちょっと古い作品では<氷と炎の歌>シリーズ『七王国の玉座 上下』 ISBN:415208457XISBN:4152084588白さ。今年映画化した『蝉しぐれISBN:416719225X常に瑞々しくて感動的な作品だった。『QED 百人一首の呪』 ISBN:4062736071を受けたがシリーズ続巻はいまひとつ。続々刊行中の<エイラ 地上の旅人>シリーズも第一巻『ケーブ・ベアの一族 上下』ISBN:4834251055ISBN:4834251063