へえ、普通の釣堀しか知らなかったが、
管理釣り場というのがあるのか。魚をさばくのに挑戦する恵那とビビりまくりのみうらのギャップが面白い。風香の失恋話には笑ってしまった。ふーかゴメン。よつばの追い討ちのかけっぷりが絶妙なんだもん。しかもよつばしんぶんでトドメをさされてさ。さらにつくつくぼ
うしの回でブレーカーを落とされた父ちゃんがもう……。笑いすぎで横っ腹が痛い。この巻はちょうどめいっぱい夏の話なので、今よむと季節にジャストフィットでいいね。
コミックセラピスト。そんなのあったらいいな。私もかかってみたいぞ。漫画を読んで元気になる、落ち込んだ気持ちが励まされる話がほとんどだけど、実際はそうじゃないことも結構あったりするよな。思い上がりをたしなめられたり、しょんぼりしたり、生気を吸い取られたり、怒り心頭に達したり。そんなネガティブな読後感をどうするか。そういう話も読んでみたい。しかし斯波サンは漫画さえあればどんなときも幸せってキャラだからねえ。
あの菱沼さんよりトロく、チョビより気弱で、
スナネズミより主体性のない(は言いすぎか?)ヒロイン
空海がもどかしい。もっとシャキっとせんかーい! と喝を入れたくなるが、その反動のように傍若
無人なテツたちの凄さには恐れ入った。『
鉄子の旅』のおかげで基礎知識と免疫があるにもかかわらず引かずにはいられない典型的な鉄オタたち。これは伏線なのか、謎を解く鍵なのか。発売中の
IKKIでちょうど第二部が始まっているので購入。……うわ、びっくり。
幻夜号っていったい何なのだろう。
『
プラネテス』の
幸村誠、といわれるのは作者にとって本意ではないのかもしれないが、新作が後世
ヴァイキングと呼ばれる勇猛果敢な種属を描いた歴史ものだったのには正直驚いた。
アイスランドの戦士の息子として生まれたトルフィン少年のつつましくも幸せな暮らしに忍び寄る暗い影。なぜ彼がアシェラッドの船に乗り、敵討ちを挑むようになるのかは辛い話になりそうだ。テーマ
からしても描き込み量
からしても月刊ペースでじっくり描いて欲しいと思うのだが……。