読了本
- 作者: 荻原規子
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2005/05/21
- メディア: 単行本
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美津の生んだ義平の子というのは史実ではどうなってるんだろうか? 等々を調べる楽しみもある。あとがきの参考文献は読んでみたいな。『精霊の王』は面白そうだ。ただラストで糸世が行った異界の正体が明らかになるところはちょっと蛇足かもしれない……どこでもない、いつでもない時空を超越した場所でよかったのではと思う。でもシリーズのなかでは本作がいちばん好きだ。草十郎と糸世は荻原キャラのなかで個人的にベストカップル。ふたりのその後が気になる。物語の時代がどんどん下りつつあるが、いつか中世のまっただなかも書いてくれるのだろうか? それにしても鳥彦とか足立とか聞いちゃったらシリーズの最初から読みかえしたくなるねえ。
◆「子どもの本だより」著者紹介 荻原規子
http://www.tokuma.co.jp/kodomonohon/kodayori/kodayori067.html
- 作者: 中沢新一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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