読了本

マンモスハンター (下) エイラ 地上の旅人(7)

マンモスハンター (下) エイラ 地上の旅人(7)

うがー、おっそろしくハタ迷惑なバカップル。さんざんウダウダやったあげくに結局ドタキャンかよっ! と頭がくらくらしなくもないのだが、この妙なメロドラマのりさえなければ他のところは面白いんだよねえ。当時の人々の暮らしぶり、衣食住や狩猟や宗教なんかのこまごました描写は読んでてわくわくするし。特に食べ物関連が楽しい。ライダグ(&ダルク)のこともベビーのことも、この地でエイラの心残りになりそうなものはすべて過去の思い出となった。あとは新天地へ向かって出発するばかり。どうでもいいけどジョンダラーの故郷ゼランドニー族の人々はマムトイ族の数倍もエイラに対する拒絶反応が強そうで今からうんざりしてしまうのは私だけですか。いや、続きは楽しみなんだけどさ。刊行予定のあらすじを読むと次巻ではアマゾネスっぽいのが出てくるみたいだなあ。