読了本・コミックス

鉄拳チンミ外伝(2) (講談社コミックス月刊マガジン)

ハードな冒険活劇なので私にはちょっと心臓に悪かった「新・鉄拳チンミ」。実はカナン編の最初のほうで一時離脱していた。最新巻の20巻でひとくぎりついたのかな？　コミックス未収録分がもうちょっとあるのかな？　外伝では何と言っても連載初期のユーモラスな雰囲気が復活しているのが嬉しい。チンミもまだ幼さを残してて愛嬌たっぷり。今回は客家円楼がモデルとおぼしき薬作りの一族を舞台にチンミが盗賊団と闘うのだが、それ以上はシビアすぎるというギリギリの線でコメディっぽい展開になってくれるから安心だ。古きよき少年マンガの香りがする。ヒロインのセイレンは清楚でかわいかったなあ。これも古きよき清純派の香り。
そろそろ新チンミもまとめ読みしよう（主要キャラの無事を確かめてから読む邪道な私を許してください）、と思いつつまずは文庫版チンミ（全18巻）で最初からおさらいしてたらハマってしまった。な、懐かしい〜……中学生の頃はもう夢中で読んだものだ。前川さんうますぎ、おもしろすぎ。ついでに棍法の達人リキさんがかっこよすぎ。

Wikipedia-客家
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%A2%E5%AE%B6

十二秘色のパレット 第2巻 (花とゆめCOMICS)

セロの里帰り＆ヨーヨーとの出会い編が面白かった。ヒヨヒヨ歩いてセロにくっつくひよこちゃんがかわゆーて。実家の皆さんも個性的で。一番ウケたのは「我が子☆降臨」。どういうキャラですかこのお父さんは。どちらかといえば性格は母親似らしいセロだけど、もし弟が生まれたらきっとあの父親みたいになるんだろうなあ。オパルの鳥はみな個性的でかわいくて好きだ。父親きどりのヨーヨーはともかく、恋人きどりのオルガが妙にツボにはまるんだよな。