読了本

竜神の高僧 - ベルガリアード物語〈3〉 (ハヤカワ文庫FT)

竜神の高僧 - ベルガリアード物語〈3〉 (ハヤカワ文庫FT)

国滅び亡霊が泣き叫ぶばかりのマラゴーを経て、ベルガラスの故郷アルダー谷へ入るガリオン一行。ベルディンとポルガラの応酬を実際に聞いてみたい。鍛冶屋で善人でポルガラの崇拝者という以外とりたてて目立たなかった(なんでついて来てるんだろうとさえ思っていた)ダーニクが実は予言で定められた仲間だったことがわかりドキドキ。ウルゴの民が住まう大洞窟では風変わりな狂信者レルグが仲間入りした。ちょっと性格ウザいけど魅力的な脇役だ。彼の投入によってパーティに味が出たし、シルクもキャラ立ちまくりだ。クトゥーチクとの対決は道のりが辛かった割にあっけなかったなあ……。やっぱりラスボスはベルゼダーなんだろうね。大げさなことが好きな男だというから最終決戦はさぞかし派手になりそうな。