週末の園芸家

生ごみ堆肥を作り始める。
日々たくさん出る生ごみを捨てるのも、お金を出して堆肥を買うのも勿体ないなあと以前から思っていた。庭がないのでコンポストは置けないし、電動生ごみ処理機はまだまだ高価。かといってミミズコンポストも管理が大変そう。手間がかかると続けられないだろう。なんとか楽にやれないものかと考えたのが容器に入れた古土に生ごみを混ぜ込む方法。しかも使う古土はフルイにかけて出た「みじん」である。コンテナ用土に再生もできず溜まって行く厄介な「みじん」を堆肥化できれば一石二鳥ではないか。
さて、そううまくいくのかどうか。とにかくダメもとでやってみることにする。バケツに古土みじんを入れ、そこに茶ガラやコーヒーかす、野菜の調理くず、魚の骨、砕いた鳥の骨、卵の殻、庭木の剪定くず、枯葉などを投入してよく混ぜる。空気をたっぷり含ませるのがコツらしい。ここ3日ほどで結構な量になった。今の時期は寒いし乾燥しているので、生ごみが腐って悪臭がしたり虫が湧いたりなどのトラブルはまだ起きていない。そもそもゴミの分解がまったく進んでいないのだが……しばらく様子見。

プランター植えのタマネギを間引き収穫。土が少ないのか日照が足りないのかピンポン玉サイズにしかならなかった。煮物やシチューに入れたらあっという間にとろけてしまったので、今度は生で食べてみようと思う。日当たりのいい場所で今年はブルーベリーをはじめるつもり。ラビットアイ系のティフブルー、ウッダード、ホームベルの苗木を購入。見切り品の虹色スミレ“ブリリアントリカ”がもりもり繁って満開だ。
日陰ベランダの鉢植えを順番に仕立て直している。日照はこれ以上のぞめないから、あと改善をはかるとしたら通風と水はけだ。風通しが悪いところは虫がつきやすかったので、台の上に鉢を置くなど工夫する。赤玉土腐葉土を混ぜた用土は水もちがよすぎるようで、去年の夏ごろからどうも調子が悪いと思っていたウルイやシュウメイギクを鉢から抜いてみたら根腐れしまくっていた。かろうじて残っていた部分を水洗いしてパーライト軽石を混ぜた土に植え替えた。復活するかなあ。