読了本・コミックス

『ラブラブしっぽ図鑑』天原ふおん（白泉社花とゆめコミックス、2004）。
雑誌連載のころから早くコミックスにならないかなーと楽しみにしていた動物エッセイまんが。犬飼いとしてはビーグル犬げんげんネタが非常に楽しいが、ビビリ屋スナネズミのジョスリンは『動物のお医者さん』のスナネズミたちとはまたずいぶん性格が違っていて笑える。

『はるか17（セブンティーン）　４』山崎さやか（講談社、2004）。
美奈編、完結。芸能界の暗い底辺部をここまで描いてしまったからには、はるかは同じ穴に落ちないと思っていいのかな。美奈の再起も期待したいが、戦わなければ生き残れない、売れるには何でもやらなければいけない、そんな世界でたくさんの女の子たちが今日も輝き続けようとあがいているのだなあ……と思うと何だかはるかの笑顔でも癒しきれない気疲れを感じる。だが菜々子の演技には私もジーンときてしまった。次の巻では佐倉ユリも再登場するようだ。