週末の園芸家

簡単・毎年咲く!小さな球根を植えよう (NHK趣味の園芸ガーデニング21) 球根を土に埋める。
といっても花壇にではなく、ビニールポットに乾いた土をいれて埋めておくのである。こうすると球根が痛まないのだそうだ。このまま保存し、もう少し寒くなってから水やりを開始して、花壇が空いたらそのまま土に埋める。このやり方は『簡単・毎年咲く!小さな球根を植えよう』(NHK趣味の園芸ガーデニング21)で知った。ビニポットをそのまま植えるなんてまるで初心者のポカみたいだが、球根なら大丈夫なんだそうだ。ポットの数は大小あわせて60以上。……これ、植える場所あるのかと自分に問いつつせっせと土を詰める。
日陰の庭向けに苗をふたつ買う。
「花天月地 さくらこまち」と八重咲きシュウメイギク。前者はノボタン科で半日陰を好むということだったのだが、新商品のようで情報がほとんどない。学名のBredia hirsutaで検索したら、どうもハシカンボクのことらしい。亜熱帯(日本だと鹿児島、沖縄)なら外で越冬するのか……うーん、関東だけど室外で冒険してみるかな。白とピンクがあって、今回はピンクを買った。白は最初みたときは山アジサイかと思って、こんな時期に!?とびっくりした。清楚できれいな花。白のほうが好みだけど、私は意識してないと白い花ばかり買ってしまう。
シュウメイギクは別名キブネギク。これも半日陰が好きだというが、春先に買った貧弱な苗が根付かなかったため、再挑戦。シュウメイギクはやっぱり今くらいの時期にいい苗が出回るんだな。ひとつ勉強になった。これも白とピンクがあったが、白を買った。つぼみが5つほど付いている。近所で地植えにしてる家があるが、旺盛に咲いていてとてもきれい。キクというよりコスモスに似ていると思う。もっとがっしりしてるけど。
たぶんどちらも冬は地上部が枯れるだろう。春先の景色が寂しいのでひとまわり大きな鉢に植え替え、球根を一緒に植えてみる。チオノドクサの「ピンク・ジャイアント」と「ルシリア・ホワイト」。ちゃんと芽吹くかな? ところでチオノドクサをはじめて知ったとき、てっきり血緒咽草みたいな日本名なのだと思っていた。我ながらなんて不吉な字面。学名がChionodoxaというのだそうだ。