週末の園芸家

先週まいた野菜の種いろいろが芽吹いたので間引き。
……はじめての種まきはどうやら失敗したらしい。蒔きすぎた! 一袋をいちどきに蒔かなくてもよかったのだ。どちゃ〜っと発芽してしまってドコをどう間引いていいやら。とくに春菊は「発芽しにくいので厚まきに」と袋に書いてあったのを信じてたっぷりと蒔いたら蒔いただけ芽が出た。緑のじゅうたんの前に途方にくれる。どうしろというのだ。しばらく間引きの努力をしたあと諦めた。これはもうこのまま密植してヒョロヒョロな若葉を収穫するしかない(収穫できればだが)。小カブと三つ葉はまだほとんど芽が出ず。
なかなか元気に育っている秋ジャガの芽かきをする。種芋からは何本も芽が出るが、そのままにしておくと小さな芋しかとれない。よい芽1本を残して根本から引っこ抜いて育てると大きな芋がとれる。というのは簡単だが、これがけっこう難しい。根本どころか途中でポキンと折れてしまうのがほとんどで、うまく根本から抜き取れるとヨロコビがこみ上げてくるほどだ。夏に2〜3本立てにしたときは大きくてもゴルフボールサイズだったので、1本立てだとどれほど違うか実験してみるつもり。ニンニクの芽も元気に伸びていて、不織布の隙間から根っこが飛び出している。
ポット受けしていたイチゴの子苗を親株から切り離し、液肥を施す。30ほどの子苗がとれた。このままポットで育て、10月ごろ定植する。親株を処分してしまうのが忍びないなあ、もう来年は小さい実しかつけないらしいけれど。去年は小さい鉢にギューギューに植えたせいであまり収穫できなかった。今年はたっぷりの土で余裕を持って植えようと思う。
バジルの挿し芽、1週間ほど前に20本ばかりを赤玉土に挿したのがほとんど根付いた。さすがにハーブは生育旺盛だ。大きな鉢に植えかえている間もいい香りがふわーっと漂う。霜が降りるまでにたくさん収穫できるとよいなあ。ジェノベーゼを作りたい。