読了本

『ダーリンは外国人　外国人の彼と結婚したら、どーなるの？ルポ。』『ダーリンは外国人　２』小栗左多里（メディアファクトリー）。
書店で見かけ「そーいえば話題になっていたなー」と冒頭を立ち読みするうちにブフッと吹き出してしまった。決まりが悪くてそそくさとその場を離れる。しばらくして戻ってきて２巻を立ち読み。やっぱり吹き出してしまったので両方とも買って帰った。でも家で読むとあんまり面白さが際立たないんだよな、遠慮なく笑える場所だと笑っている自覚がほとんどないから。やはりこういうのは通勤電車の中などで読むのがスリリングで楽しいと思う、というのはさておき。本の内容は国際結婚のあれこれ、というより「トニーかんさつにっき」ですね。トニーおもろい。最高。

『はなしっぱなし　下』五十嵐大介（河出書房新社）。
安心して読める。なにげない日常から不思議を再発見する快感。かすかな不安と怖れをともないつつ。女の子が可愛い（媚び媚びではない）ところも好き。でも、創作スタイルが完成されていて、読者としての私も慣れてしまって、驚きは減じてしまったかも。