イチゴ収穫

早朝の愉しみ。赤くなったイチゴの実を収穫するのだ。
冬に苗を植えつけてから長かったなあ……苦労もあった。でもこうして真っ赤にふくらんだ実を見ると嬉しい。今朝の収穫は10個くらい。明日もそれくらい獲れそうだ。大小さまざま、食べてみると甘いのあり、酸っぱいのあり、渋いのあり。
イチゴにもいろいろな銘柄がある。私は10種類ほどの苗を育てている。いまのところ成績はこんな感じ。
・大きくて甘い実がたくさん→「デルモンテ ビッグスイート」
・大きくて甘い実がほどほど→「欲ばりいちご すずなり」「デルモンテ グルメスイート」
・小さいけど甘い実がほどほど→「宝交早生」「伊豆っ子」「セリーヌ」「デルモンテ ピンクスイート」
・まだ実は青く小さい→「とよのか」「あきひめ」「女峰」
・花は咲くけど実がならない→「ビバローザ」
・花すら咲かない→「幸香エース」
むー、ビバローザはもう来年はいいや。四季なりだなんて看板に偽りありだぞ。ピンクのかわいい花がたくさん咲くから観賞用にはなるけど。人工授粉してやらないと実を結ばないのかなあ。そんな過保護なことはしてられないよ。
花が咲かない幸香エースは春になってから買った苗。寒さに一定期間合わせないと花を咲かせないことがあるそうだが、ハウス育ちだと休眠不足になりやすいのかもしれない。子苗をとって来年に期待するか。
ところで知人が屋上で栽培しているイチゴは、キーッと叫んで頭をかきむしりたくなるくらい鳥が先に食べてしまうらしい。そのため防鳥ネットが必需品なのだそうだが、うちでは放置してても被害にあったことはない。ベランダの手すりに引っ掛けるタイプのハンギング仕立てにしてあり、実が空中にブラブラしているからだろうか。足がかりがないと鳥も味見しにくいとか。本当はとられているのに気づいてないだけだったりして。