復刊

近藤ようこ『水鏡綺譚』新装版にて復刊とのこと。描き下ろし完結編「夢幻」も収録されるそうな。素晴らしい。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4558
諸事情から完結しておらず、いつか続きを描いて欲しいと願っていた作品のひとつなのでとても嬉しい。久しぶりにコミックスを読み返したくなってしまった。近藤さんの中世もの、昔はよく読んだなあ。独特の雰囲気があって好きだ。その“時代”に一瞬にして連れていかれる。『小栗判官』『美しの首』『瓢かわいや』『猫の草子』『妖霊星』etc.…。なかでも『水鏡綺譚』は特に幻想性が高いと思う。
最近はおもに現代もので活躍されていて評価も高いけれども、なぜか彼女の現代ものはどんよりとした感じ、生々しい感じが息苦しくて苦手だ。同じ作家が同じタッチで描いているのに私の心がサベツする。なんでだろ。現代もののコミックスはほとんど読んでいないが、そのなかに時代ものの短編がひょっこり入っていたりはしないだろうな。
ネットをさまよっていたら原画展情報を発見。まんがの森本店で5月23日から5月29日までだそうな。うーわー行きたい。本店ってどこにあるんだ? 高田馬場
http://www.manganomori.net/