読了本

俗・偽恋愛小説家

俗・偽恋愛小説家

俗・偽恋愛小説家/森晶麿
シリーズ続編。童話しばりがちょっときつくなってきたのか、ややこじつけ感が……。夢センセは相変わらず底が知れなくて面白いが。それよりヒロインのほうは腰が座らなくて、あっちへフラフラこっちへフラフラ、流されすぎだろ! と読んでるこちらはイライラ……みたいな。三角関係ニガテなんだよなー、でもそうみせかけて実は違うんでしょ、と思っていたせいもあるのか、オチは割とありがちだったかも。叙述ものだって前提があるわけで、そこはもうちょっと捻ってほしかった。