読了本

大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう/山本巧次
あはは、なんという都合の良い、けれど突拍子もなくてめっちゃ楽しい設定! 時を渡るのにもいろんなパターンがあるんだねえ。おゆうは自由に行き来ができるので(ちょっといろいろ設定が甘いが……)江戸と平成の美味しいとこをどっちも楽しめるのは羨ましい。あとアラサーヒロインなだけに色っぽい展開にもなったりする。伝三郎とは一線超えないままのほうが面白いと思うが、どうなるかな。クライマックスは科学の力を借りるんじゃなくて純粋な推理だったし、だからおゆうを自由にさせてたのかー!ってどんでん返しもあったし。いいねえ、これは確かにシリーズ化してほしい。