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白の予言者 (2) (道化の使命) (創元推理文庫)

白の予言者 (2) (道化の使命) (創元推理文庫)

白の予言者 2 〈道化の使命〉/ロビン・ホブ著、鍛治靖子訳
表紙の娘は族姫エリアニアなのかな。なんかすごい子だねえ、従姉妹と取っ組み合いしたり。なのに相変わらずドラゴンの首を欲することだけは止めず、またその理由も黙して語らないのは何故なのか。熔化の謎がここでもまた再燃するし。ブリッチがとうとう真実を知ったのはちょっと嬉しかった。どうせならペイシェンスにも教えてやってよ。ネトルの“信じられるもんですか”王女のくだりには笑ってしまった。そのくらいしか楽しい部分がないというね。ウェブもさー、“気”についてもったいつけずにフィッツに教えてやればよいのに。特に、喪失の苦痛が和らぐというなら、さ。教えたがられないのはフィッツのせいばかりじゃないんだから……、とやきもき。