読了本
- 作者: 山口恵以子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2015/11/26
- メディア: 単行本
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時代によっても属する社会によっても、人の考え方や感性は変わってくるとはいえ。菊乃の夫の光源氏っぷりはもう……ありえないけどリアルで、なかなかに背筋が寒くなるものがあった。一度は突き放した菊乃でさえも最終的には赦しちゃったからなぁ。途中で視点が交代してしまったのは残念。こんな爽やかに終わるんじゃなくて、あの通敬の血を引いた早紀子の言動にぞっとさせられるようなオチがよかった。とか思ってしまった私は酷いだろうか。
- 作者: 畠中恵
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/09/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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鶉の佐久夜さんが超可愛い、というよりマジイケメン。かしこいし、有能だし。アクションもこなすし。茶目っ気もあって、人間なんか手玉にとっちゃうし。中表紙と目次のイラストもキュートでたまらん。逆に主人公の吉之助にはかなりイライラさせられた。もう佐久夜だけでよかった(酷)。ホントに「御吉兆」って鳴くのかと動画を漁ってしまった。かわいい……。