読了本

蝶の力学 警視庁捜査一課十一係/麻見和史
如月塔子シリーズ7作目。ちょっと今回ビミョーだったかな……。鷹野も塔子もなんかこう、モヤッとしたものを胸に抱えて煮えきらなくて。まあ人間ならそんなときもあるだろうが。事件のオチは描写が淡白すぎて少々物足りない。もっと凄みをきかせてもよさそうな。ドラマになったら俳優の演技とかで補えるのだろうなぁ。このシリーズ、映像化は無理でしょって巻(3作目とか)と、映像化したほうが面白くなりそうって巻の差がけっこうある気が。次の巻では過去の事件が掘り返されるのかな?