読了本

入り婿侍商い帖 関宿御用達 (角川文庫)

入り婿侍商い帖 関宿御用達 (角川文庫)

入り婿侍商い帖 関宿御用達 (2) (角川文庫)

入り婿侍商い帖 関宿御用達 (2) (角川文庫)

入り婿侍商い帖 関宿御用達
入り婿侍商い帖 関宿御用達2/千野隆司
シリーズ続編。前作は富士見新時代小説文庫から出ていたのだけど、出版社を移っての再開は御用達になった大黒屋と角次郎の奮戦が描かれる。1作目はハラハラしたな〜! どうなることかと思ったけど、きれいに決着がついた。ウィキによれば合鴨農法に近いものは江戸時代以前からあったらしい。まあ細々と続けられてはいたかもねえ。2作目は新米盛り上げイベント「新米番船」にまつわる帆船レース場面が熱かった。スポーツマンシップに乗っ取らない妨害をしまくり放題なのはさすが江戸時代(苦笑)。えげつない商人ばっかりじゃなくて正々堂々とした商人も出てきてほしいような……。垂水屋はどっちなんだろうね。続きが楽しみだが、舅の健康がちょっと気がかり。