読了本

帝王(リーガル)の陰謀 下 <ファーシーアの一族2> (創元推理文庫)

帝王の陰謀 下　〈ファーシーアの一族2〉／ロビン・ホブ著、鍛治靖子訳
フィッツの運命がどんどん過酷さを増していく。いやー、このシリーズ、面白すぎて止まらないわ。イッキに読めるのは幸せだけど、ほかの事が手につかないよ。続編第１巻を先に読んじゃったから、ブリッチやモリーのその後を知っているだけによけい不憫に感じる。この先フィッツは何を得、何を失うのか？　ケトリッケンにメロメロになっていくヴェリティが楽しい。

いい加減な夜食〈1〉 (アルファポリス文庫)

いい加減な夜食　１／秋川滝美
すごい雑な展開のロマンスもの。こんな燃えない／萌えない恋愛ものがあっていいのか。俺様で大味なヒーローと自己評価低すぎヒロイン、主役のふたりにぜんぜん共感できず、濡れ場も情感薄くてつまんない。デビュー作だからつたないの？　私の嗜好にあわないだけ？　いちおう続きも読むけど……。居酒屋ぼったくりは面白いのに。しかしあれも今後、恋愛展開するとどうだか分かんないな。