読了本

女神の骨格 警視庁捜査一課十一係/麻見和史
シリーズ6作目。あれ、またヴンダーカンマーか、最近よく見るなぁとちょっと思ったけど、それは重要なとこじゃなくて。種明かしにはけっこう驚かされた。伏線が効いてたな。日々の捜査の締めとして必ずビール飲みに行く(しかも下っ端の塔子を運転係にせず、寒さに震えながら歩いてく)十一係の皆さんが微笑ましい。塔子に接近しようとする科捜研の河上を牽制する鷹野が相変わらず可笑しいのだが、あれは何なんだろうね、兄か父親、それとも番犬のような気持ちなのか?