読了本
([な]11-2)日乃出が走る 浜風屋菓子話<二> (ポプラ文庫)
- 作者: 中島久枝
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2014/12/05
- メディア: 文庫
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そこそこ面白いんだけど、描写があっさりしてて盛り上がるべきところが盛り上がらない印象。あれだけ学んでみたかった西洋菓子へのハシゴを外されてしまうところや、葛葉が行動を起こすかどうかの分かれ道なども、えっそれだけ?と物足りなく感じてしまった。キャラの肉付けが足りてないのかなぁ、違和感はあまりないけれど……。お利玖やきさのくだりはよかったと思う。西洋菓子とはまた縁がつながるのだろうか。
- 作者: 鈴木欣司,鈴木悦子
- 出版社/メーカー: 緑書房
- 発売日: 2014/11/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自宅の庭(秩父かな?)で自然観察していたらヤモリたちを発見! そして始まった定点観測。このご夫婦(ご年配らしい)は根っからの動物好きのフィールドワーカーで、昆虫・爬虫類もことごとくお好きのようだ。ヤモリだけでなく、その餌となるガ(この本の影の主役といってもいい)や、天敵のヘビなどにもお詳しい。フルカラーのガの写真、最初はひええええっという感じだったが、愛情のこもった観察ぶりのおかげかだんだん美しく見えてきた。
うちの玄関の窓の桟にたまにフンが落ちてて、ネズミか?とずっと思ってたんだけど、もしかしたらヤモリかも(フンの写真は37頁)。最近はまったく姿を見かけてないが、ヤモリはキモカワイイのでいてほしい。カナヘビもかわいいよね。カナヘビも最近ぜんぜん見ない……。自然がどんどこ消えてるからしょうがないのかな。