読了本

緋色の十字章 （警察署長ブルーノ） (創元推理文庫)

緋色の十字章　警察署長ブルーノ／マーティン・ウォーカー著、山田久美子訳
好きなシリーズだが、第１巻を再読したいとつねづね思っていた。なんせ途中まで、脳裏に浮かんでいたブルーノはグルメ好きの太ったおっさんだったから、ちゃんとイケメンにイメージを修正して読み直したかったのだ。ジジのこともシュッとした大型犬を想像してたし。まさかバセットハウンドがああだとは……。ブルーノの新築パーティのくだり、ジジと初めて会うシーンがとても好き。あとやっぱり料理が美味しそうだよなー！　胡桃ワインってどんな味なんだろう。

妖怪極楽 (講談社文庫)

妖怪極楽／嬉野君
妖怪極楽、あるいは「歌舞伎砦の魑魅魍魎」。そんな感じのドタバタファンタジー。ヒロインがいまいち好きになれないな、と思っていたんだけど終盤の展開には驚かされた。どんどこ想像の斜め上をいくんだもの。姉弟が長崎弁をしゃべるのがちょっと面白かった。作者が長崎出身なんだね。弟くん逆ハウリィ……。